地味に高い!?社員雇用のコスト

ある程度事業規模が大きくなり、社員雇用を考えてる方に知っていただきたい事。
社員の維持コストです。

社員1名にかかるコストって以外とバカになりません。仮に20万の給与だとしましょう。

「毎月20万払う用意をしておこう!」と思っても、それでは足りません。恐らく会社の負担は約25万程になるでしょう。少なくとも給料の1.25倍は見ておけなければいけません。

地味に高いですよね。
ではなぜ高いのか。見てみましょう。

社員雇用のコスト

なぜ給料20万が25万(1.25倍)になるのか、何個か理由があります。
まず社員を雇用すると、労働保険と社会保険に加入しなくてはいけません。
さらには交通費もかかりますよね。
その合計が約1.25倍にもなります。

~~給料20万の場合~~
※平成30年度、東京都での計算

<労働保険>

・雇用保険の事業者負担分
1200円(給料の0.6%)
※社員負担は0.3%です。

・労災保険の事業者負担分
1800円(給料の0.9%)
※社員負担はなく、全て事業者が負担します。

<社会保険>

厚生年金、健康保険の事業者負担分
28,200円(給料の約14.1%)
※社員負担も同額の14.1%です。

<通勤交通費>

仮に1日850円で約2万円としましょう(給料の約10%)

<月々のコスト合計>

51,200円(給料の25.6%)

いかがでしょうか。
20万の社員を雇用すると、給料と別に年間約60万のコストがかかるという事です。
年間でかかるお金は、20万×12ヶ月+60万=年間300万です。
ダンススクールのようなスモールビジネスからしてみれば、超高いですよね。
さらに事務手続きも面倒です。
住民税や所得税の源泉徴収や納付、年末調整や健康診断などなど。。
1人でやっていると
「あ~~もう!」ってなります(笑)
このように社員雇用すると様々な責任が生まれます。

しかし・・1.25倍は最低限です。

本来、会社員は給料の3倍稼がなくてはいけない!?

これよく言われますよね。
大きい会社では、小さい会社にはない。様々な制度があります。
各種手当、賞与や退職金積み立て、さらに備品消耗品、光熱費や総務社員や事務所などの按分したコストを色々加えると・・
20万の社員にかかるコストは、大よそ3倍で60万にもなります。
つまり20万の社員は年間720万という事です。
その為、世の会社員は給料の3倍稼ぎなさい!と言われているんです。



初めはバイトや業務委託からスタートしよう

このようにスモールビジネスでは社員雇用すると、かなり負担が大きいです。
その為スタッフを起用する場合は、バイト契約や講師兼用の業務委託契約をお勧めします。
一定規模になってから、社員雇用の責任を負えるようになってからで良いと思います。

僕は会社を興すと同時に社員雇用し、お金の負担が大きすぎてかなり苦労しました。
社員雇用は、「バイトじゃなくて社員がいないと・・もう無理!!」
ってなってからで十分ですよ。


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